ジェルネイルが浮く原因
ジェルネイルをしたことがある人であれば、一度は経験したことがあるかもしれないジェルのリフト「浮き」ジェルの根本やサイドから白っぽくなって、これがまたシャンプーのとき髪の毛に引っかかってストレス〜💦なんて経験された方も多いのではないでしょうか?
こちらのページでは、なぜ浮いてきてしまうのか?浮かないようにするためにはどうしたらいいのか?また「それが浮く原因だったの?」生活習慣のNG行為も併せて解説していきますね。
ジェルネイルが浮く主な原因
- ネイリストの技術不足
- お客さまの爪とジェルの相性が悪い可能性
- お客さまの体質が影響しジェルが定着しない
- 爪に負担がかかるNGな生活習慣
- サロン来店直前にやってはいけないNG行為
1.ネイリストの技術不足
原因の6〜7割ほどがネイリストの技術不足ではないかなと思っています。
ケア不足や甘皮の押し上げ不足、ジェルの硬化不足、皮膚へのはみ出し、サンディング不足、ジェルの見誤った塗布量など様々な原因が考えられます。これらの原因はお客さまには一切問題はございません。
当店では、「甘皮処理はジェルが支障なく塗れる程度のケア」としていますが、ニッパーを用いて見た目もスッキリ見えるよう行いますのでご安心ください!
2.お客さまの爪とジェルの相性が悪い
当店はお客さまに合わせて施術方法を変えています。例えばネイルを変える際、右手の中指の爪が欠けやすかったり浮きやすかった場合、ベースジェルを2度塗りしたりトップコートを硬めな物に変えたり。同じような症状が出ないよう一人一人に最適な施術をしています。
しかしどれだけ施術方法を変えても早い段階で浮いてきてしまう方がいらっしゃいます。それは当店のベースジェルとお客さまの爪との相性が合わないことです。
同じやり方で施術しても、1ヶ月全く浮きがなく再来される方もいれば、稀に4〜5日程で浮いて来てしまう方もいます。当店でも年間に2〜3人ほどこちらに当てはまる方がいらっしゃいます。
当店では、いくつかのベースジェルを用意しています。すぐ浮いてしまった方には違うベースでご対応致します。お客さまごとにジェルの塗り方を変え、お客さま一人ひとりに合った施術方法で行っています。
3.お客さまの体質が持ちに影響?
手汗をかく方や二枚爪、反り爪、爪が極端に薄い方はベースジェルの定着が悪くなりネイルが早く浮いてきてしまう可能性があります。ジェルネイルをする際必ず爪の「油分・水分」を取り除くプレプライマーを塗布する必要があります。
しかし特に手汗がひどい方は油分水分除去した後でも汗をかいてしまうことで、爪とベースジェルの隙間に水分が入りリフトの原因になっていることもあります。油分水分が残っていると、ベースジェルをサイドまで塗っても弾いてきてしまって硬化した後に見てみるとサイドまで塗ったジェルが縮みしっかりサイドまで塗れていない状態になります。そうなるとカラーやトップジェルをサイドまでしっかり塗っても、ベースジェルが付いていないのでリフトしやすくなります。
特に浮きやすい方や、爪が薄い方、汗をかきやすい方には爪とジェルの密着度を上げてくてる「プライマー」を爪の根元や際に塗布してジェルを浮きにくくして対応致します。
4.爪に負担がかかるNGな生活習慣
この項目が最も重要です。
綺麗な状態で仕上がっても、生活習慣によってジェルが傷んだり浮いてきてしまうこともあります。それらの症状に身に覚えがある方はご自身の日常生活に下記が当てはまるかチェックしてみてください。
- 缶の蓋を爪で開ける
- 段ボールやシールを爪で開けたり剥がす
- 長時間の入浴やサウナ
- キーボードを爪先で強くタイピングする
- 洗剤や消毒を現役のまま使う
- ドアに爪をぶつけたり挟む
- 靴を履くとき指や爪をかかとに当て履く
これらの行為や行動はジェルネイルには大なり小なり悪影響を与えています。爪先を使っての作業は先端が欠けたりその反動で根本から浮きが生じることもあるので、なるべく避けて頂くことが大切です。
5.サロン来店直前にやってはいけないNG行為
ハンドクリームやネイルオイルを来店直前に塗布すること❌
指先が乾燥していて見られるのが恥ずかしいからといって直前につけるのは絶対ダメ!!
なぜか?
それは、サロンでベースジェルを塗布する前に「プレパレーション」という工程を行います。爪の形をお好みの長さに整え、爪の表面をサンディングして、甘皮ケアをして油分・水分を除去をする。つまりベースジェルを塗布する前までの行程のことなんです。しかしここでオイルなどの油分・水分がしっかり付いていると、プレプライマーやエタノールで除去しきれないこともあるんです。そうなるとどうなるのか?
ベースジェルが爪に完全に密着せず浮きすくなるんです。
ハンドクリームやネイルオイルはサロンに行く当日は避けていただくことが好ましいですね!